ぽっこりおなかに便秘解消のお茶?
ぽっこりおなかの方は脂肪がおなかにたまりやすい体質であることが考えられます。余計なエネルギーは脂肪として蓄えられますが、筋肉質でない方は特に下半身に脂肪がたまりやすくなります。見た目がぽっちゃりしてしまったり、メタボとして貫禄がついてしまったりするので本人にとっては美的に辛いものです。
おなか回りに脂肪がついてしまうのは代謝がうまくいかないことが主な原因になります。ダイエットでも痩せにくい部分ですが、便秘解消のお茶を飲むことで余計な水分が老廃物とともに排出され、体内の血流と水分の循環が良くなり、代謝がアップしてエネルギー消費が促進されるという効果が期待できます。便秘解消すればむくみや肌荒れもよくなりますから、肌のきめが整って体重が減らなくても健康的な印象を与えることができます。肥満外来でもまず最初の治療法は便秘解消ですから、便秘解消の効果が高いお茶を飲むことがおすすめなのです。
では便秘解消のお茶ですが、どんなものがあるでしょうか。脂肪の吸収を抑制するもの、デトックス、むくみ解消など様々な種類があります。妊娠中や授乳中でも飲めて夜中でも飲めるノンカフェインもおすすめです。細胞の酸化を抑えるアンチエイジング対策のお茶もあります。痩せやすくなるお茶を飲むことは年齢性別を問わず誰でもできる方法として有益です。食事制限をせずに水分だけを摂取していれば便の量が減りませんので便秘にもなりません。
どのお茶を飲んだらいいのかわからないという場合には便秘解消にターゲットを絞り込む、信頼できる会社の製品を選ぶ、飲みやすく飽きの来ない定番の味を選ぶことが続けやすくするポイントになります。便秘解消でよく飲まれているのはプーアール、玄米茶、ローズヒップティー、ゴボウ茶などです。スーパーでも気軽に購入できますし、くせのない味なのでいつでもごくごく飲めます。食物繊維やカテキン、ビタミンCが豊富に含まれていることから、腸内環境を整えて便秘解消につながります。
便秘解消に必要な成分とはカテキン、ビタミンC、マグネシウム、水溶性食物繊維です。カテキンは殺菌効果が高く、腸内の善玉菌を増やしてくれます。ビタミンCは善玉菌の働きを活発にしてくれます。マグネシウムは便を輩出しやすくしてくれますし、水溶性食物繊維は便を柔らかくしてくれます。緑茶煎茶にはカテキンやビタミンCが豊富に含まれています。マグネシウムはルイボスティーに、食物繊維はゴボウ茶に多く含まれています。便秘解消のお茶にはカフェインやセンノシドが多く含まれているものが珍しくありませんが、飲みすぎると体に負担になりますので負担を避けるためにもゴボウ茶、ルイボスティー、ローズヒップティー、玄米茶といったものがおすすめです。
夜眠る前に飲んだり、ランチタイムやカフェタイムに飲んだりする時にも気軽に摂取できるようなほかの食べ物の味を邪魔しないものがおすすめです。リラックスしたいときに飲むものやしっかり便秘解消したいときに飲むものとを分けておくことも大切です。外食した時にもハーブティを選んだり、ウーロン茶を選んだりしてカフェインをできるだけ摂取しないように心がけることも必要です。薫り高いものならストレートでゆったりした気分を楽しめます。
便秘解消のためのサプリメントや薬は即効性がありますが、自然に便通が来ることや排便をする力を弱めてしまいます。水分で必要な栄養素を補給して自然と便秘解消できるように緩やかな効果を期待することが体に負担をかけない方法です。便秘解消に効果が高いといわれるキャンドルブッシュや水分代謝に効果がある黒豆やハト麦、アンチエイジング対策にもなる柿の葉茶などいろいろ取り交ぜて気分で選ぶのもおすすめです。